ネットワークエンジニアの働き方:CCIEラボ試験を万全な状態で受験するために

CCIEラボ試験を万全な状態で受験するために当方が心掛けていたことや、ぜひご参考頂きたいことを紹介したいと思います。以下に紹介する内容を普段のネットワークエンジニアとしての働き方にも適用することで、より良い働き方ができるようになってくれましたら幸いです。

万全な状態でCCIEラボ試験:朝型人間で日常のリズムで試験を!

CCIEラボ試験は六本木のミッドタウンタワー21階に午前8時30分までに集合し、プロクターに連れられて試験会場のフロアーに移動、各種説明が行われて、CCIEラボは午前9時台には試験開始となります。午前8時30分までに必ず集合ということは、多くの人は遅くとも15分前には現地に到着するように移動するかと思います。※ この集合時間は「超時間厳守」です。

それでは、午前8時15分までに現地に到着するためには、みなさんは朝何時に起床する必要があるでしょうか。例えばそれが午前6時だとします。それならば、日頃から午前6時に起床することをお勧めします。

それが難しい場合、少なくとも試験一ヶ月前からは「6:00」に起床することをお勧めします。ここで申し上げたいのは試験当日になるべく日常リズムを持っていくことが大切であるということです。普段も試験当日も同じ時間に起床することで、無駄な眠気もなく、頭の回転も良い状態で試験にのぞめます。

私の場合、いつも「6:30」に起床して「8:30」には職場でCCIE書籍かCCOを読み始めている状態を日常化したので、これを6ヶ月前くらいから実現して受験した合格時の状態は不合格の時に比べると、ボーっとした感覚はなく頭の回転も指の動きも断然良かったです。

そして、このCCIEチャレンジを機に朝型人間になり、午前中に生産性が高いエンジニアになるだけでなく素晴らしい健康体も手に入れましょう。睡眠のゴールデンタイムは諸説ありますが午前0時までに就寝することは肌・髪にも良いですから、習慣化することで若くいられます。

試験当日に日常のリズムを持っていくことはとても良い効果があるのでぜひご参考ください。

万全な状態でCCIEラボ試験:可能であれば煙草を卒業しましょう

これは喫煙者の方へのメッセージです。すみません、ここで書いている内容は人により不快な思いをさせてしまうかもしれませんが、CCIEへのチャレンジを機に健康体を得てほしいという想いと、万全な状態でCCIEラボ試験にのぞんで欲しいという想いから書いていきます。

CCIEラボ試験の8時間にタバコ休憩というのはありません。集合時間から約9時間はタバコを吸えないのですが、ここで問題なのはタバコが長時間吸えないことよりも、CCIEラボ試験中に問題解決に行き詰まった時に一服できないという点が大きな問題となります。

日常の社会生活において、喫煙するネットワークエンジニアの方は仕事に行き詰まった時や、動作検証で上手くいかない時に、気分転換のためにタバコ休憩する方は多くないでしょうか。「問題解決に行き詰まる ⇒ 喫煙する」という行為が悪しきリズムとして体に染み付いていた場合、必ずと言っていいほど行き詰まる問題が存在するCCIEラボ試験ではとても苦労することになるかと思います。

タバコ休憩に「気分転換」や「ひらめき」を体で覚えている喫煙者の方は、ラボ試験中に難問に出くわし問題解決に至らない場合、意識的にあるいは無意識的に「一服 = ニコチン注入」を求めようとしているはずですが、如何せん、それが満たされない環境にあり「悪しきリズム」が刻まれないために普段なら生まれるはずの「ひらめき」は生まれない可能性は高く、それは「 万全な状態でCCIEラボ試験にのぞむという状態ではない 」と言えます。

もちろん、CCIEに合格する上で最も重要な点は、多くの時間を費やしてCCIE関連の書籍やCCOを読んだり、しっかりと動作検証をしたり、ワークブック等で演習することなどですが、少しでも万全な状態でのぞむべき試験でありますから、CCIEチャレンジを機に禁煙することをお勧めします。

禁煙が難しい場合は、せめて有害な紙タバコはやめて、依存度と有害物質が大幅に低減されるプルームテックに切り替えることを検討してみてはどうでしょうか。

万全な状態でCCIEラボ試験:強い心で論理的に問題解決できる力

折れない心と論理的な問題解決力は合格する上でとても重要な要素です。ラボ試験では問題を解いていく上で何回かは絶望的な状況に直面することがあると思います。しかし、勝負はそこからです。決して諦めることなく「大丈夫、自分なら必ず解決できる」という気持ちを持ってあらゆる可能性を論理的に試していくこと大切です。もちろん時間配分は重要なので配分した時間のなかで戦意喪失せずに最後までトライし続けられる強く折れない心が大切です。

普段の検証作業や構築作業で想定した動作が得られない場合は、何となく被疑箇所を確認していくのではなく、そのネットワーク技術を構成する要素を論理的に順序立てて被疑箇所を確認していく習慣を身につけておくことが大切です。これは特に MPLS-VPN で重要となります。

簡単ではありますが以上となります。

多額のお金と時間を投資してCCIEにチャレンジするわけですから、CCIE取得という結果だけでははなく、どうせなら早寝早起きできる朝型人間になったり、禁煙してそれにより得られるお金と健康体を得たり、仕事でも行かせる論理的な問題解決力を身につけたりしましょう!

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