CCNA(200-301)の模擬試験です。チェックリストレベルですが、本番の試験問題を解く上でも役立つ内容にしているので理解度チェックとして使用して頂ければと思います。
問題を解く前提として、CCNAイージスの第8章までを読んでいることが必要です。
CCNA(200-301)模擬試験 その3(第8章の範囲)
1. 2つの異なるルーティングプロトコルから同じ宛先ネットワークへ2つ以上の異なるルートが存在する場合、ルータは次のどの属性を使用して最適パスを選択するか。
A. ホップ数
B. アドミニストレーティブディスタンス
C. メトリック
D. デュアル アルゴリズム
2. ルータが2つの異なるネイバー(EIGRPネイバーとOSPFネイバー)から、同じルートを学習した時、ルーティングテーブルにインストールされるそのルート情報のAD値はどれか。
A. 10
B. 20
C. 90
D. 110
3. EIGRPを有効化しているルータが2つの異なるパスから同じルートを学習した時、ルータは最適なパスを選択するためにどのパラメータを使用するか。
A. ホップ数
B. コスト値
C. アドミニストレーティブディスタンス
D. メトリック
4. スタティックルートとダイナミックルートに関する正しい説明は次のどれか。
A. スタティックルートはネットワーク管理者によって手動で作成されるのに対して、ダイナミックルートはルーティングプロトコルによって自動的に学習され調整される。
B. ダイナミックルートはネットワーク管理者によって手動で作成されるのに対して、スタティックルートはルーティングプロトコルによって自動的に学習され調整される。
C. スタティックルートは、直接接続(directly connected)ネットワークにパケットを転送する方法をルータに指示する。
D. ダイナミックルートは、直接接続(directly connected)ネットワークにパケットを転送する方法をルータに指示する。
5. ディスタンスベクタ型のダイナミックルーティングプロトコルは次のどれか(2つ選択)
A. OSPF
B. IS-IS
C. EIGRP
D. RIP
E. BGP
6. ルーティングテーブルを表示した時、どの情報を知ることができるか(2つ選択)
A. ルーティングプロトコルの自律システム番号
B. AD値が動的または手動でコンフィグ設定されたかどうか
C. どのネイバー関係が確立したかどうか
D. あて先ルートが追加されてからの経過時間
7. リンクステート型のダイナミックルーティングプロトコルは次のどれか(2つ選択)
A. OSPF
B. IS-IS
C. EIGRP
D. RIP
E. BGP
8. ルータが複数のルーティングプロトコルを介して172.16.1.0/24のルート情報を学習した時、次のどのルートがルーティングテーブルにインストールされるか。
A. プレフィックス長が最も短く一致するルート
B. 最も小さいコスト値を持つルート
C. 最も大きなネクストホップのIPアドレスを持つルート
D. 最も小さなAD値を持つルート
9. 管理者がフローティングスタティックルートを設定する理由は次のどれか(2つ選択)
A. スタティックルートによる負荷分散を実現するため
B. ダイナミックルーティングが失敗した時、代替のスタティックルートを有効にするため
C. パケットの送信元IPに基づいて負荷分散を実現するため
D. プライマリパスがダウンした時に、トラフィックをセカンダリパスへ自動的に切り替えてルーティングさせるため
10. デフォルトルートの正しい説明は次のどれか。
A. ルーティングテーブル上に宛先ネットワークが存在しない場合に使用されるルート
B. ダイナミックルーティングが失敗した場合にのみ使用されるルート
C. スタティックルーティングが失敗した場合にのみ使用されるルート
D. ルータの内部でデフォルトで設定されているルート
Answer
Question 1
B. アドミニストレーティブディスタンス
Question 2
C. 90
Question 3
D. メトリック
Question 4
A. スタティックルートはネットワーク管理者によって手動で作成されるのに対して、ダイナミックルートはルーティングプロトコルによって自動的に学習され調整される。
Question 5
C. EIGRP
D. RIP
Question 6
B. AD値が動的または手動でコンフィグ設定されたかどうか
D. あて先ルートが追加されてからの経過時間
Question 7
A. OSPF
B. IS-IS
Question 8
D. 最も小さなAD値を持つルート
Question 9
B. ダイナミックルーティングが失敗した時、代替のスタティックルートを有効にするため
D. プライマリパスがダウンした時に、トラフィックをセカンダリパスへ自動的に切り替えてルーティングさせるため
Question 10
A. ルーティングテーブル上に宛先ネットワークが存在しない場合に使用されるルート