CCNA(200-301)模擬試験・練習問題 10(CCNAイージス:第23章~第26章の範囲)

CCNA(200-301)の模擬試験です。チェックリストレベルですが、本番の試験問題を解く上でも役立つ内容にしているので理解度チェックとして使用して頂ければと思います。

問題を解く前提として、CCNAイージスの第23章~26章までを読んでいることが必要です。

CCNA(200-301)模擬試験 その10(第23章~26章の範囲)

1. 次のどのアクションのセットが、多要素認証の要件を満たしているか。

A. ユーザはユーザ名をパスワードを入力して、スマホの認証アプリで通知をクリック。

B. ユーザはユーザ名をパスワードを入力して、さらに秘密の質問の回答を入力。

C. ユーザはRSAトークンにPINを入力し、表示されたRSAキーをログイン画面に入力。

D. ユーザは認証にパスワードを使用せずに、生体認証を行う。


2. サイト間VPNの通信を行う際、ユーザデータの転送を行うプロトコルは次のどれか。

A. IKEv1

B. IKEv2

C. ISAKMP

D. IPsec


3. ハブアンドスポーク構成でフルメッシュトポロジーを確立するVPNの種類はどれか。

A. IPsec-VPN

B. Dynamic Multipoint VPN

C. MPLS-VPN

D. Internet VPN


4. 以下のコンフィグ設定を行った時、スイッチの動作にどのような影響がでるか。
(config)# ip arp inspection vlan 10
(config)# interface GigabitEthernet0/1
(config-if)# switchport mode access
(config-if)# switchport access vlan 10

A. 全てのスイッチポートのインターフェースの状態がtrust(信頼できる)になる

B. 全てのスイッチポートのインターフェースの状態がuntrust(信頼できない)になる

C. GigabitEthernet0/1のインターフェースの状態がtrust(信頼できる)になる

D. GigabitEthernet0/1のインターフェースの状態がuntrust(信頼できない)になる


5. 以下のコンフィグ設定を行った時、スイッチの動作にどのような影響がでるか。
(config)# ip arp inspection vlan 10
(config)# interface GigabitEthernet0/1
(config-if)# switchport mode access
(config-if)# switchport access vlan 10

A. GigabitEthernet0/1に着信してくるトラフィックのうち、無効なMAC/IPアドレスの関連付けテーブル(バインディングテーブル)持つ全てのARPトラフィックを破棄する

B. GigabitEthernet0/1から送信されるトラフィックのうち、無効なMAC/IPアドレスの関連付けテーブル(バインディングテーブル)持つ全てのARPトラフィックを破棄する

C. VLAN10が割り当てられたスイッチポート全てでARPパケットが破棄される

D. GigabitEthernet0/1から送信されるトラフィックの中で、DHCPサーバを宛先としたトラフィックのみは送信される


6. 以下のコンフィグでネットワーク全体で正常に通信できている時、GigabitEthernet0/1のインターフェースに次のどのタイプのネットワーク機器を接続する必要があるか。
(config)# ip arp inspection vlan 10
(config)# interface GigabitEthernet0/1
(config-if)# ip arp inspection trust

A. PC

B. DHCPクライアント

C. 無線アクセスポイント

D. ルータ


7. DHCPスヌーピングを有効にするコマンドは次のどれか。

A. (config)# ip arp inspection

B. (config)# ip dhcp binding

C. (config)# aaa new-model

D. (config)# ip dhcp snooping


8. aaa new-modelコマンドを1行設定することで、どのような効果が得られるか。

A. Radiusサーバからのトラフィックを受信できるようになる

B. そのデバイス上でAAAがサービスが有効になる

C. TACACS+サーバからのトラフィックを受信できるようになる

D. そのデバイス上のローカルユーザが有効になる


9. AAAの「認証」と「認可」の主な違いは次のどれか。

A. 認可はネットワークシステムにアクセスしようとしているユーザーの識別と検証を行い、認証はユーザが実行できるタスクを制御する

B. 認証はネットワークシステムにアクセスしようとしているユーザーの識別と検証を行い、認可はユーザが実行できるタスクを制御する

C. 認証はネットワークシステムにアクセスしようとしているユーザーの識別と検証を行い、認可はユーザが開始したアクティビティを承認ログに記録する

D. 認可はネットワークシステムにアクセスしようとしているユーザーの識別と検証を行い、認証はユーザが開始したアクティビティを承認ログに記録する


10. RADIUSとTACACS+の違いは何か。

A. TACACS+は「認証」「認可」のサービスが分離しているのに対して、RADIUSでは、「認証」「認可」のサービスが統合されている

B. RADIUSは「認証」「認可」のサービスが分離しているのに対して、TACACS+では、「認証」「認可」のサービスが統合されている

C. RADIUSはCisco独自のプロトコルである

D. RADIUSはダイヤル認証でしか使用できない


Answer

Question 1
A. ユーザはユーザ名をパスワードを入力して、スマホの認証アプリで通知をクリック。

Question 2
D. IPsec

Question 3
B. Dynamic Multipoint VPN

Question 4
D. GigabitEthernet0/1のインターフェースの状態がuntrust(信頼できない)になる

Question 5
A. GigabitEthernet0/1に着信してくるトラフィックのうち、無効なMAC/IPアドレスの関連付けテーブル(バインディングテーブル)持つ全てのARPトラフィックを破棄する

Question 6
D. ルータ

Question 7
D. (config)# ip dhcp snooping

Question 8
B. そのデバイス上でAAAがサービスが有効になる

Question 9
B. 認証はネットワークシステムにアクセスしようとしているユーザーの識別と検証を行い、認可はユーザが実行できるタスクを制御する

Question 10
A. TACACS+は「認証」「認可」のサービスが分離しているのに対して、RADIUSでは、「認証」「認可」のサービスが統合されている

  • このエントリーをはてなブックマークに追加