2023年6月末時点での「携帯電話・スマホの契約者数」が更新されました。楽天の契約者数は決算データシートに契約者数が公開されています。
携帯電話(スマホ)契約数の総計は、前回の発表された約2億302万(203,022,900)から、約2億486万(204,861,100)に増加しました。人口減少の影響は受けておらず、デュアルSIM対応のスマホによる複数契約、子供向けの携帯(スマホ)の普及、法人向けスマホなども伸びており、通信業界にまだまだ追い風の状況です。
今回、NTTドコモ、KDDI au、Softbank、楽天の4社ともに大幅増という結果となりました。楽天の解約率も低下しており今後の伸びに注目が集まります。NTTの契約数の増加は前期比でやや鈍化しています。MNPはソフトバンクの一人勝ちであったものの、契約者数の増加はKDDIが最も多い結果となりました。
◆ NTTドコモ:87,965,500・・・3か月前より47万契約の増加
◆ KDDI au:65,093,700・・・3か月前より86万契約の増加
◆ Softbank:51,801,900・・・3か月前より50万契約の増加(ワイモバイル含む)
◆ 楽天モバイル:524万・・・3か月前より20万契約の増加(MNO+MVNO)
※2 個人と法人を含む。Q2/23に定義を見直したことで、過去分も遡及修正されています。
楽天モバイルの契約者数が伸びて524万契約になったとはいえ、1年前には562万契約を達成したこともあり、この562万契約を超えれば楽天モバイルに対する顧客満足度は上昇している事の証左となりますので、今後の契約者数の増加に要注目です。
BWA(Broadband Wireless Access)のUQコミュニケーションズの契約者数と、無線呼出し契約数は以下となっています。UQの契約者数は前回の約3836万契約(38,364,800)から、今回は3855万契約(38,550,400)となっており、19万契約増えています。