2023年6月末時点の携帯電話の契約数のシェア、移動系通信の契約数のシェアを総務省は公開しました。移動系通信(携帯電話・PHS・BWA)のシェアは以下となりました。
◆ NTTドコモ:41.3%(MVNO含む、前期比 -0.2%)
◆ KDDI au:30.6%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
◆ Softbank:25.8%(MVNO含む、前期比 ±0%)
◆ 楽天:2.3%(MVNO含む、前期比 +0.1%)
前期比では、KDDI auと楽天がシェアを拡大しました。一方、ドコモは前期に続いて減少することになりました。ソフトバンクは横ばいという結果となりました。
ドコモは連続してシェアを落としていますが、NTTドコモの契約者は高齢層が多いことから、人口減少の影響が受けた形となっています。楽天モバイルは契約者数が500万契約を突破したこともあり、1年ぶりに0.1%のシェア増加という結果となっています。
携帯電話の契約数は2億1268万(前期比+1.0%、前年同期比+4.6%)となっており、前期比2億1063万から205万契約増えました。デュアルSIM対応のスマホ普及によるキャリアの複数契約にする人も増えていることも影響しているようです。
MVNOの契約数は引き続き増加しています。MNOよりも伸び率が大きい結果となっています。SIMカード型の契約数の事業者別シェアは以下となっています。
◆ IIJ: 20.0%(前期比+0.2 ポイント)
◆ NTTレゾナント: 12.2%(前期比+0.3 ポイント)
◆ オプテージ:9.0%(前期比 ±0 ポイント)
◆ 富士通:5.6%(前期比 ±0 ポイント)
◆ イオンリテール:4.7%(前期比-0.1 ポイント)