KDDI:2025年3月期1Q決算:増収増益(グロース領域が好調、ローソン持分法利益も)

KDDI(9433)が2025年3月期1Qの決算発表をしました。増収増益となり、アナリスト予想とほぼ同水準の決算となりました。25年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は1769億円となり、通期計画の6900億円に対する進捗率は25.6%となりました。

【決算速報】KDDI、1Q税引前287,005百万。アナリスト予想とほぼ同水準

【業績予想/決算速報】KDDI<9433>が8月2日に発表した2025年3月期第1四半期の税引前損益は287,005百万円、直近のIFISコンセンサス(288,991百万円)とほぼ変わらずの水準だった。

アイフィス株予報

前年同期比で「グループMVNO収入+楽天ローミング収入」は62億円の減収となっていますが以下の分野で増益となっています。

・ マルチブランド通信ARPU収入:29億円
・ 金融、エネルギー:46億円
・ ローソン持分法利益:22億円
・ DX(ビジネスセグメント):54億円
・ その他:14億円

ビジネスセグメントがYOY+11.2%と二桁成長を続けています。また、三菱&KDDI連合によるローソン持分法利益が反映されています。

ビジネスセグメントは絶好調であり、IoT関連サービス、データセンター事業、デジタルBPOのグロース領域が順調に成長しています。

AI時代のビジネスプラットフォーム「 WAKONX(ワコンクロス)」の取組みを加速しているだけでなく、物流DXにも力を入れており今後が楽しみです。

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