インフラエンジニアの仕事内容は非常に多岐にわたるだけでなく、所属する企業によっても、インフラエンジニアの仕事内容が大きく異なる場合があります。
インフラエンジニアにはどのような知識が必要となるのか、どのような仕事内容となるのか、どのような技術力を活かすことができるのか知る上で役立つ参考書を紹介したいと思います。
先ず、インフラエンジニア・ネットワークエンジニアになりたての人に特に役立つ、以下の「ネットワークエンジニアの教科書」がお勧めです。2019年2月の最新書籍。
インフラエンジニアではなく「ネットワークエンジニア」とありますが、インフラエンジニアに必要な幅広い技術を分かりやすくコンパクトに解説されています。
目次
CHAPTER 01:ネットワークエンジニアの仕事
CHAPTER 02:ネットワークの基礎知識
CHAPTER 03:ルーティングプロトコル
CHAPTER 04:スイッチ・ルータのアーキテクチャ
CHAPTER 05:セキュリティ
CHAPTER 06:無線ネットワーク
CHAPTER 07:データセンター
CHAPTER 08:ユニファイド・コミュニケーション
CHAPTER 09:トラブルシューティング・ガイド
CHAPTER 10:トラブルシューティングの代表的なツール
CHAPTER 11:ネットワーク機器のハードウェアと保守
CHAPTER 12:トラブルの起きにくいネットワークの構築と運用
CHAPTER 13:システムの自動化
CHAPTER 14:今後のネットワークエンジニアに求められるスキル
次に以下の「システム管理・構築技術解説」の教本がお勧めです。(システム中心の参考書)
インフラエンジニア教本2:システム管理・構築技術解説
内容:
『インフラエンジニア教本』の続編として、SoftwareDesignの人気特集記事を再編集しまとめました。今回はサーバの運用管理を中心に今すぐ使える技術をピックアップ。ITインフラの管理と運用、そして構築を学ぶことができます。お勧めは「ログを読む技術」「ログを読む技術・セキュリティ編」をはじめとして盛りだくさん。大事なインフラをささえるサーバの選び方から、無線LAN構築までがっちりサポート。最強のインフラエンジニアになるための1冊です。書き下ろし「エンジニアのための逃げない技術――幸せなエンジニアになるための3つの条件」もあり!
最後に「セキュリティ実践技術編」の教本です。(セキュリティ中心の参考書)
インフラエンジニア教本:セキュリティ実践技術編
内容:
今回は、SSL/TLSの教科書/メールシステムの教科書/Webメールの教科書/攻撃に強いネットワークの作り方/ファイアウォールの教科書/Webサイトが改ざん! サイトオーナーがとるべき行動と注意点/フリーで始めるサーバのセキュリティチェック/ペネトレーションテストで学ぶ侵入攻撃の手法と対策/なりすましメール対策を収録。書き下ろし記事「インフラエンジニア向け、セキュリティチェックマニュアル」も掲載。
これらを読むことで、ネットワークからサーバー全般まで担当するインフラエンジニアの仕事内容がよく分かると思いますし、実際の仕事で役立つ内容が盛りだくさんなのでお勧めです。