携帯電話契約数・シェア:docomo 8850万、au 6594万、Softbank 5300万、楽天 551万

2023年9月末時点での3キャリアの「携帯電話・スマホの契約者数」が更新されました。楽天の契約者数は11月9日の「決算データシート」に契約者数が公開されています。

携帯電話(スマホ)契約数の総計は、前回の発表された約2億486万(204,861,100)から、約2億745万(207,457,700)に増加しました。デュアルSIM対応のスマホによる複数契約、子供向けの携帯(スマホ)の普及、法人向けスマホなども伸びている状況が続いています。

4社ともに契約者数が増えましたが、ソフトバンクが120万契約増の大幅な増加となりました。人口減少の影響を受けて、高齢者の契約者数の多いNTTドコモは緩やかな増加となる一方で、KDDI auと楽天は順調に増加(契約者数に対する増加率)しています。

◆ NTTドコモ:88,509,400・・・3か月前より54万契約の増加

◆ KDDI au:65,946,700・・・3か月前より85万契約の増加(沖縄セルラー含む)

◆ Softbank:53,001,600・・・3か月前より120万契約の増加(ワイモバイル含む)

◆ 楽天モバイル:551万・・・3か月前より30万契約の増加(MNO+MVNO)

・ 楽天モバイル契約者数の推移(2023年11月9日:決算データシートの抜粋

※ Q1/23に契約回線数の定義を見直したことで、過去分についても遡及修正されている。

楽天モバイルは契約者数を増加させるために、楽天モバイル契約者に重点を置いたSPU変更を行い攻勢をかけています。一方、楽天カードの解約リスクを伴う楽天プレミアムカードの特典を大幅に失くすなど、契約者数を増やすために捨て身の戦略を取っています。

また、2024年からの2年間で8000億円の借金返済をする必要があり、モバイル事業を継続できるかどうか勝負の2年となりそうです。

BWA(Broadband Wireless Access)のUQコミュニケーションズの契約者数と、無線呼出し契約数は以下となっています。UQの契約者数は前回の約3855万契約(38,550,400)から、今回は約3870万契約(38,707,300)となっており、15万契約増えています。

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