Ciscoさんでは「Ciscoゴールド認定パートナー」を次のように紹介しています。
シスコのゴールド認定を取得したパートナーは、市場において高い信頼性を得ることができます。事実、多くの政府機関や大企業が、RFPの中でシスコのゴールド認定パートナーであることを参加条件として挙げています。シスコのゴールド認定パートナーは、最高水準のサポートを提供することができます。
Ciscoのゴールド認定を取得することで、パートナーはお客様に次のようなメリットをもたらすことができると書かれています。
・ 価値の向上:パートナーは、ビジネスのターゲットとなる地域や市場において、自社の価値と信頼性を高めることができます。付加価値サービスと統合ソリューションに重点を置いているため、お客様のニーズを予測し、これに対応することが可能になります。
・ 実績ある技術力:認定に必要な複数のテクノロジースペシャライゼーションを維持することで、体系的なトレーニングロードマップに基づいて自社の統合テクノロジーに関する専門性を高めることができます。このような専門知識を備えていれば、主要なマーケットを開拓し、お客様の求める革新的なソリューションを提供することができます。
・ 顧客満足度の重視:シスコでは自社の顧客満足度を評価するためにオンラインの顧客満足度調査ツールを使用していますが、パートナーは同じツールを利用して、自社の評価を確認できます。自社の長所を把握し、さらなる向上を目指して適切な目標計画を設定することができます。
そんなCiscoゴールド認定パートナーは以下の12社があります。※ 表示項目順です。
オレンジビジネスサービス株式会社
BTジャパン株式会社
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
株式会社リコー
日本電気株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
日本NCR株式会社
ネットワンシステムズ株式会社
三井情報株式会社
富士通株式会社
NTTデータジェトロニクス株式会社
Ciscoゴールド認定パートナーの中でも、いわゆる「強い会社」と「弱い会社」がありますがここでそのようなことを紹介できませんが、Cisco製品の売り上げ第一位の常連である会社はネットワンシステムズさんという事は周知の事実ですね。なお、2位以下は「一攫千金である公共事業」の受注状況によって順位に変動があります。
それではCisco製品の売り上げ第1位、2位、3位の会社に転職できれば、年収が高く、やりがいが感じられる最高の職場なのかと言えば、決してそうではありません。
例えば、Cisco製品の売り上げ順位が大きい会社ほどCCIEホルダーが多い傾向がありますからCCIE取得してから大手のCiscoゴールド認定パートナーに転職しようとしても、取得したCCIEが例えば「CCIE RS」ならあまり効果的な交渉カードにならない可能性もあります。一方でCisco製品の売り上げ順位が高いということはそれだけCisco製品に対するスキルが大きく向上するメリットもあります。このようにメリットとデメリットを理解しておく事が大切です。