CCNAの教科書を読み「ある程度理解できれば問題を解く」という繰り返しの基本的な勉強方法で、暗記系
問題については解けるようになりますが、シナリオ・シミュレーション問題はその学習では足りません。
CCNA(200-301)の問題には「暗記していれば解ける問題」と「理解していなければ解けない問題」があり
この「理解を必要とする問題」を解くためにはCisco機器の実機を使用した動作検証による学習が必須です。
すでにシスコ機器を所有していてIOSをお持ちなら、GNS3などのシミュレータを使用した動作検証でも良い
かもしれませんが、CiscoルータやCatalystスイッチ等を確認しながら操作した方が記憶の定着にも良いです。
新品を購入する必要はなくCisco891、Cisco1812、Catalyst2960などの安価な中古品で問題ないと思います。
Cisco機器の操作方法は「CiscoルータとCatalystスイッチへのコンソール接続、操作方法」で解説しています。
すでに実機操作の経験がある方やネットワークエンジニアとして仕事している方は、Cisco公式シミュレータ
であるCisco Packet Tracerで学習することもお勧めです。IOSイメージ不要で完全無料で利用できます。
独学なら「教科書+問題集+実機検証」の3セット学習が推奨ですが、会社から支援を受けられるのなら、
スクールでの研修やトレーニングを受講することがお勧めです。スクール受講は学習効率と学習効果ともに
最高の結果が得られることからも会社支援や経済的余裕がある場合トレーニングの受講を検討しましょう。
CCNAの勉強方法 |
勉強方法 |
学習効率 |
学習効果 |
学習費用 |
コメント |
独学 |
△ |
○ |
◎ |
個人の場合、現実的な学習方法です。 |
講習 |
◎ |
◎ |
× |
会社の支援があるなら迷いなく講習で! |
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