◆ BIG-IP - 電源OFF ( コマンドで実行する場合 )
BIG-IPはサーバ機器であるので、ネットワーク機器のようにいきなり電源OFFにしてはいけません。
ここではLCDパネルを使用して電源をOFFにする手順を紹介します。電源OFFの前にHA構成の場合は
ConfigSyncを事前に行いましょう。また、設定ファイル(UCSファイル)も取得しておきましょう。
1. コンソール接続を行いshutdown -h nowコマンドを入力します。
2. 数分ほどでシステムが完全に停止します。前面のLCDパネルも消灯し電源音がとても静かになります。
3. その後、3分ほど待ってから背面の電源スイッチをOFFにします。
4. 電源ケーブルを抜く場合、さらに30秒ほど待ち電源音が完全になくなってから抜くようにしましょう。
◆ BIG-IP - 電源OFF ( LCDパネルで実行 )
1. X(赤色)ボタンを押すと以下のメニューが表示されます。
2. 矢印キーを使用してSystemメニューに移動し、チェック(緑色)ボタンを押します。
3. 矢印キーを使用してhaltメニューに移動し、チェック(緑色)ボタンを押します。
4. 「Halt the system now」と表示されるのでOKに移動し、チェック(緑色)ボタンを押します。
5. 「Now Halting・・・」⇒「F5 LCD Server」と表示された後に以下の画面が表示されます。
6. メッセージに従って、X(赤色)ボタンを5秒間くらい押し続けます。
7. 表示画面が切り替わって「Power Off By User 」と表示されたらX(赤色)ボタンから手を離します。
8. この後にシステムが完全停止します。その後、3分ほど待ってから背面の電源スイッチをOFFにします。
9. 電源ケーブルを抜く場合、その後30秒ほど待ち電源音が完全になくなってから抜くようにしましょう。
◆ BIG-IP - 再起動
BIG-IPデバイスの再起動はLCDパネル、CLI、GUIの3通りの方法で実行できます。CLIでは以下の通りです。
GUIでは以下の通りです。基本的には、CLIではなくGUIでの実行をお勧めします。
BIG-IPデバイスの再起動は「System」⇒「Configuration」⇒「Device」⇒「general」でRebootを選択。
◆ BIG-IP - LCDパネルのアラートメッセージを消す方法
LCDパネルでは、例えば以下のように機器のステータス変化に伴いアラートメッセージが出力されます。
これは以下の手順によってクリアすることができます。
1. チェック(緑色)ボタンを押します。
2. Clear All Information alerts? と表示されるので「OK」を選択しチェック(緑色)ボタンを押します。
|