◆ JUNOS - BGPのデバッグコマンド
BGPプロセスのデバッグは、traceoptionsコマンドで実行できます。最初の1行目で「 /var/tmp 」に
保存するためのファイル名を指定します。2行目のコマンドで、BGPプロセスのどのログを出力させる
のかを指定します。キーワードで「all」を指定した場合は、BGPプロセスの全てのログを出力させます。
set protocols bgp traceoptions file name - BGPの設定やステータスのサマリー情報の表示
set protocols bgp traceoptions flag option - BGPの設定やステータスのサマリー情報の表示
root@R1# set protocols bgp traceoptions file BGP-LOG
root@R1# set protocols bgp traceoptions flag all
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◆ JUNOS - BGPのデバッグログの表示
上記で設定したログファイルを確認したい場合には「show log ファイル名」コマンドを入力します。
このコマンドによる出力では、古いログから表示されていきます。
◆ JUNOS - BGPのデバッグログの表示(リアルタイムの表示)
ログファイルをリアルタイムに確認したい場合には「monitor start ファイル名」コマンドを入力します。
リアルタイムの出力を停止したい場合には「monitor stop ファイル名」コマンドを入力します。
◆ JUNOS - BGPのデバッグの終了
デバッグを完全に停止して終了させたい場合は「delete」コマンドで、traceoptionsの2行を削除します。
また、デバッグのログを出力させたファイルの内容を削除するためには、clear logコマンドを入力します。
root@R1# delete protocols bgp traceoptions file BGP-LOG
root@R1# delete protocols bgp traceoptions flag all
root@R1# commit
root@R1# exit
root@R1> clear log BGP-LOG
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終了ではなく、デバッグを一時的に停止したい場合や、デバッグを再開させたい場合は以下を実行します。
deactivate protocols bgp traceoptions - BGPデバッグの一時停止
activate protocols bgp traceoptions - 一時停止したBGPデバッグの再開
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