◆ JUNOS - BGPの設定( AS_PATHによるフィルタリング)- 非トランジットエリア
以下の設定例では、AS20を非トランジットエリアとして定義しています。AS20からは自身のASが生成
するルート情報のみをアドバタイズするようになります。自身のASで生成したルートを示す正規表現は
() となります。以下の設定によって、R2はR1とR3からBGPルートは受信しますが、自身のBGPルート
だけをアドバタイズすることになります。
root@R2# set policy-options as-path NULL-AS "()"
root@R2# set policy-options policy-statement ONLY-MYROUTE term 1 from protocol bgp
root@R2# set policy-options policy-statement ONLY-MYROUTE term 1 from as-path NULL-AS
root@R2# set policy-options policy-statement ONLY-MYROUTE term 1 then accept
root@R2# set policy-options policy-statement ONLY-MYROUTE term 2 then reject
root@R2# set protocols bgp group EXT export ONLY-MYROUTE
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以下の通り、R2からR1へ、R2からR3へは自身のASで生成したBGPルートしかアドバタイズしていません。
つまり、AS20内にいるR2は、非トランジットASの設定がされていることになります。
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