◆ JUNOS - OSPFの設定 - スタティックルートの再配布
スタティックルートをOSPFの経路情報として注入する設定(再配布の設定)を下図をもとに解説。
先ず、SRX1には以下のスタティックルートが設定されているとします。
◆ SRX1 - スタティックルートの設定
root@SRX1# set routing-options static route 10.1.1.0/24 next-hop 192.168.1.250
root@SRX1# set routing-options static route 10.1.2.0/24 next-hop 192.168.1.250
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上記のスタティックルートを再配布するためには、以下の設定が必要となります。以下の設定例では
STATICというポリシーを定義し、protocolキーワードにstaticを指定してその条件をacceptしています。
◆ SRX1 - スタティックルートの再配布の設定(ポリシーの設定)
root@SRX1# set policy-options policy-statement STATIC term 1 from protocol static
root@SRX1# set policy-options policy-statement STATIC term 1 then accept
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ポリシーは作成しただけでは動作しないので適用する必要があります。
◆ SRX1 - スタティックルートの再配布の設定(ポリシーの適用)
root@SRX1# set protocols ospf export STATIC |
◆ show ospf database
◆ show ospf route
◆ show route
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