◆ システムMTU
Catalystスイッチでは全てのインターフェースで、送受信されるフレームのMTUサイズは1500byteです。
Catalystスイッチで「10/100Mbps」で動作する全てのインターフェースでMTUサイズを増やすためには
system mtuコマンドを使用して設定します。また、system mtu jumboコマンドを使用することにより
全てのGigabitEthernetインターフェースでジャンボフレームをサポートするようにMTUサイズを増やす
ことができるようになります。
◆ システムMTUの設定
システムMTUサイズは以下の手順で変更します。なお、設定したシステムMTUの値を適用するためには、
Catalystスイッチの再起動が必要になります。
◆ 10/100(Ethernet/FastEthernet)の全インターフェース:システムMTUサイズの変更
(config)# system mtu bytes
◆ 1000(GigabitEthernet)の全インターフェース:システムMTUサイズの変更
(config)# system mtu jumbo bytes
コマンド引数 |
説明 |
bytes |
Ethernet/FastEthernet:指定できる範囲は 1500 〜 1998 byte。デフォルトは 1500 byte。
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bytes |
GigabitEthernet:指定できる範囲は 1500 〜 9198 byte。デフォルトは 1500 byte。
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◆ システムMTUサイズを9000byte(ジャンボフレーム対応)に変更する設定
(config)# system mtu jumbo 9000
(config)# exit
# reload
設定変更した後、再起動後に show system mtu コマンドによりシステムMTUの変更値を確認できます。
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