◆ EIGRP - 自動経路集約
EIGRPとRIPv2は、手動経路集約と自動経路集約をサポートしています。OSPFは、手動経路集約のみサポート。
EIGRPでは、デフォルトで自動経路集約 (auto-summary) が有効になっており下図の動作を行います。下図の
とおり、クラスフルネットワークの境界に配置されたEIGRPルータで自動経路集約が行われることになります。
※ 自動経路集約(auto-summary)の設定は、Cisco IOS 15.x よりデフォルトで無効化の状態となりました。
◆ 自動経路集約の有効 - 設定
(config-router)# auto-summary
一方、自動経路集約を無効化した場合の動作は以下の通りです。クラスフルネットワークの境界ルータで
経路情報は集約されず、172.16.0.0/16 と 172.17.0.0/16のサブネットが、そのまま「/24」として通知。
※ Cisco IOS 15.x 以降より、以下の no auto-summary がデフォルトの設定状態になっています。
◆ 自動経路集約の無効 - 設定
(config-router)# no auto-summary
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