項番 |
各項目 |
説明 |
@ |
ルートの情報源 |
そのルートがどのようにルーティングテーブルに追加されたのかを示すコード。
直接接続ルートの場合「 C 」、スタティックルートの場合「S」、ダイナミック
ルートの場合はルーティングプロトコルによりコードが異なる。今回はルータで
RIPを有効にしているので、ルーティングテーブル上では「R」が表示されている。
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A |
宛先ルート、サブネットマスク |
宛先ネットワークを示すアドレスとサブネットマスクの情報。サブネットマスクは
ネットワークアドレスの区切りを示し、ロンゲストマッチの際に参照される情報源。 |
B |
アドミニストレーティブ
ディスタンス |
ルーティングテーブル上に、プレフィックス長が同じ宛先ルートが複数ある場合
このアドミニストレーティブディスタンス(AD)の値が参照される。AD値が小さい
宛先ルートがルーティングテーブルに追加される。RIPは、AD値が 120 となる。 |
C |
メトリック |
ダイナミックルーティングにおいて、宛先ルートに対し複数のルートが存在する
場合に最適経路を選択するために使用される値。このメトリック値は、使用して
いるダイナミックルーティングプロトコルにより値の意味が異なる。 |
D |
ネクストホップアドレス |
受信したパケットを宛先ネットワークに転送するために次にパケットを転送する
隣接ルータのIPアドレスのこと。今回は、192.168.0.0/24の宛先ルートに対しては
192.168.1.254がネクストホップアドレスであることが分かる。viaは「〜経由」の
意味であり、192.168.1.254経由で192.168.0.0/24のルートが学習されたと分かる。
directly connected は直接接続ルートであることからネクストホップは存在しない。 |
E |
宛先ルートの学習時間 |
ダイナミックルーティングにおいて、宛先ルートが追加されてからの経過時間。
上図の場合、「192.168.0.0/24」のルート情報を受信してから6秒経過している。
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F |
出力インターフェース |
受信パケットを宛先ネットワークに転送するための出力インターフェースを表示。
上図「192.168.0.0/24」宛のパケットはR2の「FastEthernet 1」から転送される。
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