属性番号 |
IETF Attribute |
説明 |
1 |
User-Name |
Radiusサーバにより認証されるユーザ名
|
2 |
User-Password |
ユーザのパスワード、またはAccess-Challengeに続くユーザの入力
|
3 |
CHAP-Password |
CHAPのパスワード。Access-Challengeに対する応答(ユーザが入力した応答値)
|
4 |
NAS-IP Address |
認証を要求しているNetwork Access Server(NAS)のIPアドレス。
|
5 |
NAS-Port |
ユーザを認証しようとしているNASの物理ポート番号。16ビットの値で構成。
|
6 |
Service-Type |
要求されたサービスのタイプ。 特定の数値で示される。1:Login、 2:Framed
3:Callback-Login、4:Callback-Framed、 5:Outbound、 6:Administrative、
7:NAS-Prompt、8:Authenticate Only、 9:Callback-NAS-Prompt
|
7 |
Framed-Protocol |
フレーム構成。フレーム構成は以下の数値で指定される。
1:PPP 2:SLIP 3:ARA
4:Gandalf独自プロトコル 5:Xylogics 独自のIPX/SLIP
|
8 |
Framed-IP-Address |
ユーザに指定するIPアドレス。
Access-Request内でユーザのIPアドレスをRADIUSサーバに送信することで、
ユーザに対して設定するIPアドレスを示す。Cisco IOSでは次のコマンドで有効
になる。 (config)# radius-server attribute 8 include-in-access-req
※ 受け入れられる値は、0xFFFFFFFF ( ユーザーがアドレスを選択 ) と
0xFFFFFFFE ( リモート アクセス サーバーがアドレスを選択 ) のみとなる。
|
9 |
Framed-IP-Netmask |
ユーザに指定するサブネットマスク。
|
10 |
Framed-Routing |
ユーザに指定するルーティング方式。
|
11 |
Filter-Id |
ユーザのフィルタリストの名前。
|
12 |
Framed-MTU |
ユーザが設定可能なMTU。
|
13 |
Framed-Compression |
リンクに使用される圧縮プロトコル。圧縮プロトコルの数値は以下。
0:なし 1:VJ-TCP/IP ヘッダー圧縮 2:IPX ヘッダー圧縮
|
14 |
Login-IP-Host |
ユーザが接続するホスト
|
15 |
Login-Service |
ユーザをログインホストに接続するために使用すべきサービス
0:Telnet 1:Rlogin 2:TCP-Clear 3:PortMaster 4:LAT
|
16 |
Login-TCP-Port |
ユーザを接続すべきTCPポート
|
18 |
Reply-Message |
CHAP、PAP、および MS-CHAP (v1とv2の両方) の Successパケット
および EAP Notification メッセージに挿入されて、返される。
|
19 |
Callback-Number |
コールバックに使用するダイヤリング文字列
|
22 |
Framed-Route |
ネットワークアクセスサーバ上のユーザに対して設定するルーティング情報
|
24 |
State |
ネットワークアクセスサーバとRADIUSサーバ間で状態情報の保持を可能にする
|
25 |
Class |
RADIUSサーバで入力された場合に、このユーザに関するすべての
アカウンティングパケットにネットワークアクセスサーバで追加される任意の値。
|
26 |
Vendor-Specific |
-
|
27 |
Session-Timeout |
セッションを終了する前に、ユーザにサービスを提供する最大秒数
|
28 |
Idle-Timeout |
セッションが終了する前にユーザに許可されるアイドル接続の最大秒数
|
30 |
Called-Station-Id |
着信電話番号。VPN 接続の場合はVPNサーバーのIPアドレス
|
31 |
Calling-Station-Id |
発信電話番号。VPN接続の場合はVPNクライアントのIPアドレス
|
32 |
NAS-Identifier |
リモートアクセスサーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN)
(config)# radius-server attribute 32 include-in-access-req のコマンドを使用
して、Access-RequestまたはAccounting-Request 内でアトリビュート32を送信。
|
34 |
Login-LAT-Service |
ユーザをLATで接続すべきシステム
|
35 |
Login-LAT-Node |
ユーザを自動的にLATで接続すべきノード
|
40 |
Acct-Status-Type |
Accounting-Requestがユーザサービスの開始または終了をマークするかを示す
|
41 |
Acct-Delay-Time |
クライアントが特定のレコードの送信を試みる秒数
|
42 |
Acct-Input-Octets |
このサービスの提供中にポートから受信されたオクテット数
|
43 |
Acct-Output-Octets |
このサービスの配信中にポートに送信されたオクテット数
|
44 |
Acct-Session-Id |
ログファイル内の開始レコードと終了レコードのマッチングを容易にする一意の
アカウンティング識別子。このアトリビュートを access-request パケット内で送信
するには、(config)# radius-server attribute 44 include-in-access-req を使用。
|
45 |
Acct-Authentic |
ユーザがどのように認証されたか、RADIUS、ネットワークアクセスサーバ自体、
その他のリモート認証プロトコルのどれで認証されたか示す。このアトリビュートは
RADIUSで認証されたユーザの場合は「radius」、TACACS+とKerberosの場合は
「remote」に、local、enable、line if-needed 方式の場合は「local」に設定される。
その他のすべての方式の場合は、このアトリビュートが省略される。
|
46 |
Acct-Session-Time |
ユーザがサービスを受信していた時間(秒数)
|
47 |
Acct-Input-Packets |
ユーザへの提供中にポートから受信されたパケット数
|
48 |
Acct-Output-Packets |
ユーザへの配信中にポートに送信されたパケット数
|
49 |
Acct-Terminate-Cause |
接続が終了した理由の詳細を報告。理由は以下の数値として報告される。
1.ユーザ要求、2.搬送波の消失、3.サービスの消失、4.アイドルタイムアウト、
5.セッションタイムアウト、6.管理リセット、9.NAS エラー、12.ポートの不要化、
15.使用できないサービス、16.コールバック、17.ユーザエラー、18.ホスト要求
|
50 |
Acct-Multi-Session-Id |
ログファイル内の複数の関連セッションをリンクするために使用 |
51 |
Acct-Link-Count |
特定のマルチリンクセッション内で認識されていたリンク数
|
55 |
Event-Timestamp |
NAS上でイベントが発生した時刻を記録。。アカウンティングパケット内で
RADIUSアトリビュート 55 を送信するには、以下のIOSコマンドを実行。
→ (config)# radius-server attribute 55 include-in-acct-req
|
60 |
CHAP-Challenge |
CHAP認証中にリモートアクセスサーバーから送信されるチャレンジ
|
61 |
NAS-Port-Type |
ユーザを認証するためにNASで使用されている物理ポートのタイプ。
送信される値は、次の値のみとなる。Async (Modem) (0)、
ISDN Sync (2)、SDN Async V.120 (3)、ISDN Async V.110 (4)、VPN (5)
|
62 |
Port-Limit |
NASからユーザに提供される最大ポート数
|
64 |
Tunnel-Type |
使用されているトンネリングプロトコル。Cisco IOS ソフトウェアは
このアトリビュートに対してL2TPとL2F の2つの値をサポート
|
65 |
Tunnel-Medium-Type |
トンネル作成に使用される転送メディアタイプ。送信される値は IP (1) のみ。
|
66 |
Tunnel-Client-Endpoint |
トンネルの開始側端のアドレス
|
67 |
Tunnel-Server-Endpoint |
トンネルのサーバ端のアドレス
|
68 |
Acct-Tunnel-Connection-ID |
トンネルセッションに割り当てられた識別子
|
69 |
Tunnel-Password |
リモートサーバの認証に使用されるパスワード
|
76 |
Prompt |
ユーザの応答をエコーすべきかをNASに指示(0=エコーなし、1=エコーあり)
|
77 |
Connect-Info |
モデムコールに関する追加情報を提供
|
82 |
Tunnel-Assignment-ID |
セッションが割り当てられた特定のトンネルイニシエータ
|
83 |
Tunnel-Preference |
各トンネルに割り当てられた相対プリファレンス
|
85 |
Acct-Interim-Interval |
特定のセッションの一時更新間隔を秒数
|
90 |
Tunnel-Client-Auth-ID |
トンネルイニシエータ(NAS とも呼ばれる)で使用される名前
|
91 |
Tunnel-Server-Auth-ID |
トンネルターミネータ(ホームゲートウェイとも呼ばれる)で使用される名前
|